BLOG&COLUMN

ブログ&コラム

歯周病治療を始める方に

皆さんこんにちは、副院長の瀬川 卓です。

コロナ禍いかがお過ごしでしょうか、当院では感染対策を行い通常診療中です。休日は人混みを避け鷹尾山に登ったりして楽しんでおります。

今回は歯周病治療をこれから受けられる方へのお知らせを確認します。

歯周病の治療は治療を受けてもらえば治っていく物ではありません、患者さんが治したいと思い、役割を果たすことがなければ治るものではありません。

1:まず自分自身が病気にかかっているのかどうかを知ることが大事です、そのために

⑴歯の周りの問題がないかのポケット測定検査

⑵歯の周りの支えている骨の問題がないかのレントゲン写真撮影

⑶肉眼的な歯肉の色や性状、汚れの付き具合などの問題点を知るためのカラー写真

当院では資料を揃えてから歯周病の状態の診断を行なっています。

2:歯周病の治療を成功させるためには

⑴家庭で自分自身が行うケア 丁寧な口腔ケア 

歯周病の治療を成功させるためには丁寧な歯磨きが不可欠です効率よく隅々まで汚れを取り切る技術が必要です  

そのためにはどこに磨き残しがあるのかを理解し、その汚れを取るためどのような道具を使用するのか知ってもらうことが大切です。

⑵歯科医院で行うケア 歯石の除去

歯石は歯ブラシでは取り除くことができない汚れですどこに汚れが残っているかをレントゲンやポケット測定検査で調べ超音波やキュレットという道具で歯石を取り除きます。

⑶再発を起こさない為の定期的な健診とメンテナンス 

  歯石がなくなれば歯ぐきの腫れも落ち着き治ったように見えますが、健康な人の歯肉より弱っている状態なので再発する可能性がある状態です。再発を防ぐ目的でその後のケアがとても大切です。個人の歯周病の状態により1カ月から半年程度の間隔で健診とメンテナンスを行います。

3:歯周病治療を受ける方の注意点としては

家庭でのケアが十分にできていない状態では歯周病治療は成功しません家庭でのケアができる状態になってから歯石とりの処置進みますもしケアができていない状態で歯石とりに進んでしまうと引き締まった歯肉より露出した歯の根の部分がむし歯になってしまうことがあります。歯周病を治す事、治した歯を再発しないようにする、露出した根の部分のケアを行い虫歯にしないことが大切です。

歯周病治療は一人では治せない治療です、ご自身の直す力を引き出せるパートナーとして相談していただければ幸いです。

★医療法人社団むらまつ歯科クリニック★

電話0797-26-1081

芦屋市福祉センター斜め向かい

https://www.muramatsu-dc.com/

  • 問診表ダウンロード

    大人用問診表ダウンロード

    子ども用問診表ダウンロード

  • みんなが知りたい 歯の相談室
  • 納得できる治療を選択するための セカンドオピニオン
  • お知らせ
  • ブログ・コラム
  • ドクターブログ
  • 研修報告
  • フェイスブック
  • ライン@
ページの先頭へ戻る