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被せの再治療

 

エアコンが消せない夜が続いていますが夏風邪などひいていないでしょうか?

歯科医師の瀬川です。

今日は被せの再治療についてお話しします。

歯科では被せ事をクラウン(冠)と呼びます。このクラウンが入っている歯は過去に大きな虫歯になり歯の大部分が失われ、残っている歯の量が少なくなってしまい詰め物などの治療では咬む力で治療した歯が壊れてしまう恐れがある時に適応になる治療法です。クラウンは歯の形を整えて型取りをしてから接着剤で歯に接着して治療をします。

通常クラウンで治療した歯は材料で歯の表面を覆っているので材料部分の表面に虫歯は起こりません。しかし、クラウンと接着剤と歯の間の部分は虫歯になる部位で清掃が出来ていないとその部分は虫歯になります。

その為クラウンの治療をした後はクラウンのキワの部分の清掃がとても大事になってきます。

クラウンの治療を行った後はキワの部分の清掃が問題ないか衛生士と確認をしてメンテナンスする事が重要です。

ただ、クラウンの治療をした後

清掃に問題があり内部で虫歯が発生しることもあります。クラウンの中の虫歯は肉眼では判断が難しく、外れてきたり違和感が出てこないと気づきにくいです、レントゲン写真で間接的に審査する事で変化を見て再治療が必要か判断しています。

クラウンの再治療は場合により中の虫歯が進行しすぎているときは歯を残す事が難しい時もあります。ただ虫歯を取り除いた状態で残す事が可能であれば治療を進める前に再治療後清掃が問題なくできるように環境を整備する治療があります。

歯と歯茎の状態で適応にならないこともありますのでクラウンの再治療の際は相談してから治療を進めて行きますのでよろしくお願いします。

歯を長持ちさせるためには

①お口の環境を整備して

清掃ができる環境にする事

②清掃で環境になってから

正しい方法で清掃する事が再発を防ぐ為には重要です。

歯の治療は繰り返ほど歯は弱くなって行きます。

今虫歯になっていない歯を虫歯にしない事と、すでに治療してある歯は再発しないようにする事が大切です。

大切な歯を大事にしてあげてください(^.^)

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